「畜犬談」
水菜アパルトマン化をなじられたのに端を発して、
その他諸々が気に障り、水曜日中どん底の気分。
「生れて、すみません。」って感じ...。
絵描きさんの住んでそうな葉っぱを全て切り取った水菜。
しかしツマはもう食べて呉れないであろう...
「生れて、すみません。」といえば太宰...
(オリジナルは寺内寿太郎と云うヒトらしいが)
仕事先の昼休み、「なに読んでんの?」と聞くと
大学生で派遣社員の彼は恥ずかしそうに
「太宰です」と応えた。しかも「人間失格」。
...話が弾まなかったのは言うまでもない...
けれど、ワタシもかつて大学の先生にノセられて
太宰を読みふけったことがあったなあ..
と、懐かしくなり、久々にいくつか読んでみた。
燃えるような紅葉もいいが、
こういう曖昧な色の、ありふれた紅葉(コウヨウ)が愛おしい。
今回のお気に入りは「畜犬談」。
「私は、犬については自信がある。いつの日か、かならず喰いつかれるであろうという自信である。」からはじまり、以下延々と続く犬に対する嫌悪と恐怖、それに対する過剰な防御のタタミカケと、その直後の展開には、おおいに学ぶモノがある(...?)。
でも、なんでいままでコレ、読んでなかったんだろ?
前後は読んでるのに...(ちなみに新潮文庫「きりぎりす」)
買い物に行ってもスネっぱなしのワタシを尻目に、
ツマコレがまたまた増殖...
ちなみにツマは決して自分で鉢に植えつけたりはしない...
本文と関係ない写真とキャプションでスミマセン...
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コメント
後ろの街並みとあいまって
紅葉いい味ですね。
なんともほのぼのしてしまいました。
投稿: なむきゅう | 2006年12月14日 (木) 21時23分
お宅も画伯がはびこっちゃったんですね。
被害にあった葉を取っちゃったんなら、後は食べられますよ~。
心配なら、火を通す料理に使えばいいんだし。
ケヤキの紅葉、きれいですね。
見慣れているせいもあって、素朴な美しさがあるな~と思うんですよね。
新緑も夏の濃い緑も秋の色も、枝だけになった冬の姿もなんか落ち着くんですよね~。
とか書いておきながら、ケヤキじゃなかったらどおしよお。
文学青年には憂いが似合う?
でも、気分が晴れたほうがいいですよね~。
株元に光が当たるようになったんだから、柔らかい新芽を出してくれますよ。きっと。
まだ水菜、頑張りますから、キューピーさんと一緒に見届けてくださいね。
投稿: もも | 2006年12月14日 (木) 21時35分
なむきゅうさん;
こういう紅葉ならぬ「茶色黄色葉」、薄曇りの日とかに見ると、なんだか乙女な気分になってしまいます(気持ちワル!)...でも、目の覚めるような紅葉も見たいよぉ!
ももさん;
以前からトマトやレモンでも絵描きさんはお絵描きに励んでたのですが、
葉っぱ1、2枚だったし、実には影響なかったんで、
好きなように描かせてました...
まさか葉っぱ命!の水菜に大発生するとは...
まあこれでさぼり気味だった間引きに近い状態になったし!
あとは無事再生してくれるコトを、キューピーさん共々祈ってます。 m(゜゜)
投稿: Hirokazu | 2006年12月14日 (木) 22時30分