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2007年6月 4日 (月)

カピバラペンギンヤマアラシ&テディベア

日曜日、「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に行った。
「受胎告知」は数少ない「完成品」だし
若描きだがそれ故の清新さもあり、好きな作品。

昼前に東博につくと、正門入ってすぐ行列が。
「約40分待ち」とのコト。
やはり平日でないとこのテの展覧会はキビシイ。

*会場内撮影禁止なので、かわりに動物さんをどうぞ...
070603capybara
いままでずっと「カピパラ(capypara)」だと思っていたが、
実は「カピバラ(capybara)」だった...

タブローは「受胎告知」1点のみ。
それでこれだけの集客力とは、さすがにビッグネーム。
後ろの「腐女子系」(な、会話をしていた)女子大生グループのもつ日傘が、列が進んで止まる度にワタシの後頭部にトントンとぶつかるのを耐えながら
「モナリザ」のときはどんくらい並んだっけなあ..
と子供時代を思い出す。

070603penguin
陸上のペンギンはじっとしてるイメージがあるが、
こうやってズラシ撮りすると、その間に動いてるのがわかる。
おかげで妙な立体感...

「モナリザ」よりは近くで、しかもUターンOKで観ることが出来たが、イメージしてたのの3分の2ぐらいのサイズ。
そして、思ってたよりずっと「油彩」っぽい。

ワタシは絵や彫刻を観る時に鼻息がかかるぐらいオモイッキリ顔を近づけたり下から見上げたり横から観たりしたがるので、それができないこのテの展示はやはりモヤモヤが残る...

第2会場(平成館)の、手記やデッサンの考察のコーナーは楽しかったなあ...
原図自体はどれも本などで既知のものだが、
それらの解説/再現の映像がわかりやすかった。
それに「スフォルツァ騎馬像」の原寸大(部分)模型に感動!
今まで描いていたイメージの倍ぐらいあったかなあ...

070603canadayamaarasi
カナダヤマアラシ。
どうしても「ハリネズミのジレンマ」というコトバを思い出す。
正しくは「ヤマアラシのジレンマ」(つまり、コイツ)なのだが、
赤城リツコ博士のほうがショーペンハウアーよりインパクト大。

レオちゃんのあとは「科学博物館で青いバラを」
とツマに言ったら「まるで興味ナシ!」と却下。
ご希望通り動物園でカメを見る....

(あっカメ撮ってない!)

070603tb01
レオ様は全部花がら摘みしちゃったので、テディベア。
朝7時頃はこうだったのが...

途中の動物はテキトーに見て、爬虫類・両生類館へ。
ガラパゴスゾウガメのコーナーではスタッフ大勢で何やら砂を運び入れていた。
同時に、外へ出ようとする?巨大なカメを一生懸命押しとどめるスタッフ。
しばらく見て、次のコーナーに行こうとしたが、ツマは全く動かない。

070603tb02
朝10時位にはもうこんな感じに...早すぎ!

先に進んでいたのを引き返したワタシが見たのは、
シアワセそう〜にカメを見つめるツマの姿。
同じ場所でずっとニマニマしている。
「こ..こいつはホントーにカメ好きだ...!」

ツマに対する認識をちょっと新たにしたのであった...。

           6/3(9th) 070603asagao


        **********

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コメント

筆のリズムとか、絵の具の盛り上がりかたって、本物でしか味わえませんよね。
デッサンも結構グッときますよねー。
なかなかいい展示会のようで、良かったですね。
ビッグネーム過ぎて、混雑がすごそう…。

モナリザも並んだんですか。すごいなー。相当な混雑だったらしいですね。


青いバラは却下で残念でした。
でも、Hirokazuさんはレオ様で満たされ、ツマさんのカメ好きの心も満たされた様子。
おあいこかな?

テディベアがきれいに立体視できて嬉しかったです。
きれい~♡
もう少しゆっくり開いてくれればいいのにねぇ。

投稿: もも | 2007年6月 4日 (月) 20時25分

ももさん;

やっぱり絵はゆっくり見たいですねー。
特にルネッサンスとかマニエリスムの時代の絵とかは
誰かに現物の前で絵解きをしてもらいながら見たい!
膨大なバックボーンが必要で、とてもワタシには読み解ききれません!!

並んだと言えば、ワタシの2大『並んだ』は
モナリザと大阪万博のアメリカ館...
根性無しのガキンチョだったのでソ連館はパスしたら、あとから「ソ連館のほうがおもしろかったのにぃ!」といわれてショックを受けたのを思い出します...
ああ、ずいぶん生きて来たんだなあ...!

テディベア、キレイって言ってもらえてウレシイです!
なにしろこのブログは「こんなんなっちゃった」とか
「なんでこうなるの?」なネタばっかなので...

投稿: Hirokazu | 2007年6月 4日 (月) 22時14分

> 特にルネッサンスとかマニエリスムの時代の絵とかは
> 誰かに現物の前で絵解きをしてもらいながら見たい!
そうですねー。
少しでも絵や芸術家、時代の背景を頭に入れておきたくて、学生の頃に美術史も取ったことがありました。
その後、ルーブル美術館に行って、感動したものです。現地ガイドさんの解説付きでどれだけ救われたかしれません。しみじみ。
今じゃ、すっかり忘れてるのが情けない。

大阪万博にも並んだんですか。それはそれは。
Hirokazuさんの年齢がだいたいわかってきた気が…。(笑)

なんでこーなるのばかりでなくて、いろんな種が発芽して、すごいなって感心してるんですよ。
私は種まき下手だから、羨望のまなざし。

二人に見守られているのは、アサガオ??

投稿: もも | 2007年6月 5日 (火) 00時33分

ももさん;

ワタシも学生の頃は
「この服は何色だから何々を表していて...」とか
「この花は何々を象徴するモノで..」とかを判るヒトになりたくて勉強しましたが...あっけなく挫折!

>年齢がだいたいわかってきた..

し、しまったぁあっ!

>アサガオ??

です(*^_^*)

投稿: Hirokazu | 2007年6月 5日 (火) 01時24分

あちゃーーー
Hirokazuさん、
昨日カメのことでコメント書いたんですが、
なぜだろう???
コメントがない・・・

昨日、オサガメの産卵に感動したよぉ。
って書いたんです。
どうぶつ奇想天外でやってたのを見て。
ツマさんとお二人で感動してるかなって思って。

もう一度書いてみました。

投稿: nayamom | 2007年6月 5日 (火) 22時30分

nayamomさん;

コメント、どこ行っちゃったんでしょうね..???
バックアップのメールも調べてみたけどみつからなかった...

どうぶつ奇想天外、ノーチェックでしたぁ!
ウミガメの産卵はなんだか感動的ですよねー。
ウチのはどうもジタバタが先立って感動とはほど遠い...!

投稿: Hirokazu | 2007年6月 5日 (火) 23時42分

おおっ!受胎告知!ウフィツィ美術館で見ました。
この展示も観たいと思いながらも
混雑怖さからいまだに・・・やっぱり混んでいるんですねぇ。
やはり絵は鼻息で油を溶かすぐらいの勢いで見たいですよね、
タッチや筆の動きが伝わってきますもの。
青薔薇は残念でしたが、
カピ薔薇(←あ!ここにも「バラ」がぁっ!)さんの長閑なコトといったら・・・

投稿: さくらん | 2007年6月 8日 (金) 21時34分

さくらんさん;

ウフィツィではゆっくり観られましたか?
...他にもスゴいのがいっぱいあるからなあ...
アチラの美術館は豊かですねー...

さくらんさんの写真で一気にカピバラファンになったので
絶対に撮るぞぉー!とキアイを入れたのだけど、
柵のカゲでのそのそしてばっかで全然撮れませんでした!

...「カピ薔薇」って、
ウドンコまみれのバラのコトかと思った (^^;;

投稿: Hirokazu | 2007年6月 8日 (金) 22時40分

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