銀色の季
11月の曇天の銀色の光はワタシのココロを疼かせる。
というワケで(?)
最近のワタシのランチスポットである世田谷公園を散策。
桜や楢などの、ぱっとしない紅葉を見る度に
「ああ、今年も描けない」
と、十代の頃から抱いていた「淋しい絵」のイメージが遠くに浮かんで来る。
グリザイユの技法を使って、透明な絵の具を何層も重ねたその絵は、小さく暗いながらも宝石のような輝きをたたえている。
そのマチエールはワタシのアタマの中に今もくっきりと見えているのだが....
それを現実化する技倆がないっ!!
銀色というとクレヨンとか色鉛筆のアルミっぽい色や
雪景色の「銀世界」のイメージもあるが、
ワタシの中での「銀色」はもうちょい太陽の色が混ざっているような、かすかに暖色系な色。
曇天の中で見るぱっとしない雑木紅葉は
まさにワタシの銀色そのものなのだが...
たぶん永遠に描かれないだろうその絵...
出来上がっても売れなさそうだなあ...
立体で見るヒトの為に彫刻も入れてみたが...
俗っぽさが増すなあ!
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コメント
グレイッシュできれいですねー。
Hirokazuさんの美意識が写ってますね。
ケヤキってやっぱり美しいなと思う写真でした。
自分が好きなだけかな?(o^-^o)
投稿: もも | 2007年11月28日 (水) 20時15分
派手な紅葉も好きだけれど、こうやってHirokazuさんの写真を見ていたら心惹かれちゃった。
銀色っていう表現が伝わってきましたよ♪
特に彫刻の手のあたりの光の加減がいいな~
ちなみにわたしは絵は好きだけど、描くのは大の苦手です。
投稿: nayamom | 2007年11月28日 (水) 21時24分
ももサン;
ケヤキかあ!
記事を書きながら「えーと、なんだったっけ?」と思ってました!
実際はもうちょっとグッと来るモノがあるんですが、
ケータイで撮ったので繊細な色がとらえきれなくて残念!
Photoshopでちょこっと調整してみたけど再現出来ませんでした...
nayamomサン;
銀色、伝わったとしたらうれしいです!
かなり「個人的なオモイコミ」のレベルなので...
「派手な紅葉」、観に行きたいなあ!
東北でちょびっと体験したけど、雨だったし「オレンジ系」だった。
観光写真みたいな真っ赤&真っ黄色の、目が痛くなりそうなヤツを見てみたいと常々あこがれてます。
蕎麦も好きだけどパスタも好き!みたいなモノかな...
投稿: Hirokazu | 2007年11月29日 (木) 01時45分