寝過ごした朝。
すでに遅刻ギリギリなのにバルコニーへ飛び出して
オダマキとチューリップのグアイを見る。
オダマキ「おりがみ」はまだ咲いてなかった。
ツボミが、昨日載せた写真よりも沢山見えるようになってたけど。
チューリップは...
なんかちょっと「打ち上げパーティーのあと」
みたいな雰囲気を醸し出していた...

4品種全て咲ききったが、最初に開花した
「たぶんベロナ」は既にゴミ状態....惜しい!
他の花もココロナシか荒れて見える。
雨はやんでも風は続いてたしなあ...
しかし、色だけ見ると4種類以上あるよーに見えるんだけど...どーなってるのだろうか??

...この時期、「鬱金香」という字をよく目にする。
チューリップの漢字表記だが、
鬱金香で思い出すのはやはり李白の「客中行」。
蘭陵美酒鬱金香 らんりん めいじぅ いーじんしゃん
らんりょうの びしゅ うっこんこう
玉椀盛来琥珀光 いーわん ちゃんらい ふーぽーこぅぉん
ぎょくわん もりきたる こはくの ひかり
但使主人能酔客 だんしー ちゅーれん なんついくー
ただ しゅじんをして よく かくを よわしめば
不知何処是他郷 ぷーぢー ほあちゅー しー たーしぇん
しらず いずれのところか これ たきょう
*キイロのは現代中国語読みをワタシが聞こえたままに書き取ったので、実際の発音とは違ってると思う...
...美味しいお酒を呑んで愉快でいられるならどこでもそこがワタシのふるさと!っていうよーな酔っぱらいの詩だが、いきなり出てくる「鬱金香」。
解釈は「『鬱金香』という、お酒の銘柄」派と
「『鬱金(うこん)』の香り」派にわかれているようだ。
ウコンといっても岩波文庫「中国名詩選」の注では
「西域産の香草」となっていて、
カレーに入れるターメリックと同じなのかちがうのか、
イマイチわからない。
銘柄だとしても「ウコンの香り」という銘柄なのか
「ちゅーりっぷ」という銘柄なのか?
西アジアまでカバーした大帝国だからチューリップがあっても不思議ではないとも思うし、例の「シャロンの薔薇」みたいに名前は同じでも別の花かもしれないし...
琥珀色=黄色っぽいお酒だからターメリックかしら?
とも思うが、それもなんかマズそうな...
いったい李白の飲んだ「蘭陵美酒」はどんなやつだったんだろう...???
...香草入りといえば、大学生の頃愛飲してた「ズブロッカ」っていうウオツカにもワケの分かんない香草が入ってたなあ...
ズブロッカは冷凍庫で思いっきり冷やしてトロトロになったのをキューッと飲むのが...いかん、どんどん関係ない方向へ...
なんにせよ、ワタシの中ではチューリップはあくまで「チューリップ」で、「鬱金香」という表記にはどうもなじめないのである...
「ウコンの香り」も、絶対読み間違えるヒトいるだろうしネ。

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