新生
おそらく鳥さんによってボロボロにされた挿し木ヘナ。
新しい葉っぱが出てきてどうやら一命はとりとめたようである。
前よりコンパクトになってむしろイイかも…
トリさんの攻撃という洗礼を受けての再生、
コレはまさに「新生」といえる。
というワケで、ダンテ「新生」 (岩波文庫)を読む。
その前に読んでた「キリストの身体―血と肉と愛の傷 」(中公新書)というのが面白くて、それとの関連で読みはじめたのだが・・・
どーもマトモに読めないんだよなー。
ベアトリーチェ(当時8歳)にヒトメボレしたガキンチョのダンテ。
9年後、路上で彼女に「会釈」されただけで恋が再燃。
しかしアタックするワケでもなくただ見るだけ。
恋心が他人にバレないようにと他の女性に気があるフリをするなんてのはワタシの小中学校時代と同程度ではないか。
しかも「隠れ蓑」に使ったのはたまたま彼がベアトリーチェを見つめるマナザシの線上にたまたま入り込んできた女性(つまり、ホントはその先のビーチェ(=ベアトリーチェ)を見てたのにまわりのヒトは手前の女性を見つめてると勘違いしたのを利用した)なんてのは殆どギャグである。
そもそも彼はビーチェを見ると呆然としてヘンなカオになっちゃって彼女にあざ笑われたりするのである。
そのうえ、「隠れ蓑」作戦が失敗してビーチェに愛想を尽かされる。
挙げ句、彼女はさっさと結婚、子供も数人もうけるのだから、あえて死語をつかえばビーチェにとってダンテは「アウト・オブ・眼中」なのである(実際には彼も同時期に別の女性と結婚してるのだが)。
その状況で「永遠の淑女」として崇め奉られても、
「オマエなぁ…」
としか思えないのであった。
まこと詩人の魂はストーカーと紙一重である。
ところで。
上の写真にいたムーミンママ、
あらためて見て見るとこのスタイルは「永遠の定番」ともいえる「裸にエプロン」ではないか!
じつはムーミンパパのシュミなのかなあ…
あっ、スイマセン!!
**********
ステレオ写真の見方がわかんない&うまく見れない人は
左の「カテゴリー」のいちばん上、
「ステレオ写真の見かた」をチェック!
説明をココロミてます!
ゼッタイ立体で見たほうが楽しいです!
[ランキングサイト]クリックして頂ければサイワイです...
3つのバナーをそれぞれぷちっ..を日課に!
.....あ、いやあの...気が向いたら...どれか1コでも...
コメントだけでもウレシイ!
押してくれてる方、ホントにありがとうございます!!
いつも心から感謝してます!m(_ _)m
*あんまりビジネスライクなトラックバックは
こちらのシュミで勝手に削除しちゃいます。あしからず。
| 固定リンク
コメント
カント…授業で聞いただけで、本自体は読んだことがありませんでした。
遠い記憶をたどりながら、恋愛があっさり成就してしまったら、詩も戯曲もこうは世に残っていないでしょう…とか真面目なコト思ったのにー。
ムーミンママをつかまえて、男のロマンを語っちゃいますかー。
一族の中で露出が一番少ないのがママなのにー。
スノークなんて裸にづらだし、パパは裸に帽子にパイプ、ムーミンはそもそもすぽぽぽぽーんじゃないですかぁーっ。
あれ? 何の話してるんだっけ?
って微笑ましい話じゃありませんでしたっけ?
鳥にやられたミニバラに新芽が出たよ
投稿: もも | 2009年6月21日 (日) 21時02分
ももサン;
毎度毎度返事が遅くて恐縮です!!
「男のロマン」ですかぁ^^
」のほうがインパクトあるかもしれませんねー
ワタシはこーいうのよりは…あ、いや、それはおいといて…
いわれて見ると「裸にづら
ん…あの一族で地毛なのはフローレンだけ??
ムーミンママはスキンヘッド???
それはまた高度にマニアックな…
・・・あ、「ミニバラに新芽が出たよ」のハナシでしたっけ。
投稿: Hirokazu | 2009年6月22日 (月) 23時19分