斑入りホトトギス
ホトトギスといっても鳥ではなく花のほうである。
夏に買った斑入りホトトギスがやっと咲いた。
品種名は…タグなくしてわかんなくなっちゃった。
ホトトギス(鳥)の胸の模様からの連想で名付けられたのだから「斑入り」はあたりまえなのだが、このばあいの「斑入り」はもちろん葉っぱの方である。
「花のない時期にも美しい葉をお楽しみください」
というコピーで売られてたのだが、
植えた場所がいちばん奥の葉陰だったので、
ふだんはほとんど気がつかない。
少々可哀想な扱いではある。
「ホトトギス」というと
「目には青葉 山ほととぎす(時鳥) 初がつを(松魚)」
と ♫ないて血を吐くホトトギス
という歌ぐらいしか浮かばないワタシ。
「目には青葉」の山口素堂についてはこの句しか知らないし、♫ないて血を吐く…の歌は、さがしたけど演歌しか出てこなかった。
ワタシの記憶のなかにあるのはちょっと違う気がするんだけどなあ…もっと明治大正風な感じだったんだけど…
子規にも絡むが、ホトトギスは歌の「血を吐く」がワタシのアタマにこびりついてるので、花のマダラがなんだかブキミに見えていままではあんまり好きじゃなかった。
*ちなみに実際のホトトギスは もちろん血は吐かない。
でもこの数年、「なんか、いいじゃん」という気分が強くなってきて、ついにこの夏、半額セールのこの「斑入り」を連れ帰るに至ったのである。
…もしかしてそれって、
趣味がオヤヂになってきたってコトか??
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コメント
ホトトギスというと、「永遠にあなたのもの」という花言葉を真っ先に思い出す私。
渋すぎて、ベランダではどう扱っていいのかわからなかったんですが、Hirokazuさんのお眼鏡にかなってお手元にあるんですねー。
Hirokazuさんの手元に山野草が増える傾向にあったりして? 山野草って、お値段がすごい世界ですよね。
リンク先のホトトギスの鳴き声、聞いたことがあるような気がしましたが、ちょっと自信がない(笑)。なんてアバウトな。
たまには鳥の声に耳を傾けてみようかなー。
投稿: もも | 2009年10月 7日 (水) 01時48分
ももサン;
そんな花言葉だったんですかー。
もっと「毎日アタシに電話をちょうだい」
みたいな感じかと思ってました^^
ちゃんとした山野草はすんごい値段のものが多いですね。
コレはスーパーの「半額コーナー」にいたやつなので気楽に買えました♪
投稿: Hirokazu | 2009年10月 7日 (水) 08時08分